山形県の蓄電池補助金2026年度版|国・県・市町村の併用条件と申請の流れ

蓄電池導入には国と自治体の補助金制度が利用できます。国では「みらいエコ住宅2026事業」や「DR補助金」などが省エネ改修や導入を支援しています。山形県内では山形市や村山市が独自の補助金を設けていますが、条件や期限が異なるため事前確認が必要です。
また、対象製品であるかどうかの確認、他制度との併用可否のチェック、不正業者への注意も重要です。
国と自治体の補助金は併用可能な場合もありますが、減額や不可のケースがあるため、公式サイトでの確認と準備をおすすめします。
目次
2026年度|山形県内の市町村別 蓄電池補助金一覧
「結局、自分はいくらもらえるのか」を確認しやすいよう、国・山形県・市町村の3階層に分けて2026年度(令和8年度)の蓄電池補助金をまとめました。まずは自分の市町村の制度を確認し、そのうえで国・県との併用可否をチェックしてください。
◇国の補助金(2026年度)
国の制度としては、「みらいエコ住宅2026事業」の省エネリフォームで蓄電池が補助対象となっています。また、2026年度には「令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業」も実施されましたが、2026年5月29日に予算額へ到達したため、公募は終了しています。
いずれも事前登録された建築事業者・販売事業者を通じた申請が基本です。制度の詳細は、後述の「国が行っている蓄電池に関する補助金制度」で解説しています。
◇山形県の補助金
山形県は、県単位の独自制度として「やまがた未来くるエネルギー補助金(山形県再生可能エネルギー等設備導入促進事業)」を実施しています。2026年度(令和8年度)の蓄電池への補助内容は次のとおりです。
- 非FIT型(新規太陽光発電と同時導入)
7万円/kWhまたは3分の1のいずれか低い額、上限40万円 - 卒FIT型(既設太陽光+パワーコンディショナ更新)
3万円/kWhまたは6分の1のいずれか低い額、上限20万円 - 申請期限
事前申込書・交付申請書とも2026年11月30日必着、完了期限は2027年1月31日・先着順で、予算額に達し次第受付終了となります。
◇市町村独自の補助金
2026年度時点で確認できた山形県内10市の制度を一覧にしました。
| 市町村 | 制度名 | 蓄電池補助上限額 | 補助率・単価 | 申請期間 | 国・県との併用可否 | 出典URL |
| 山形市 | 非FIT型太陽光発電設備等導入事業費補助金 | 上限5万円 | 補助対象経費の1/3(単価上限14.1万円/kWh、20kWh超は16.0万円/kWh) | 2026/4/24〜2026/12/25(予算到達後は仮受付〜7/17) | 国・他自治体との重複は不可。ただしみらいエコ住宅2026事業など太陽光以外を対象とする補助とは併用可 | https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kurashi/kankyohozen/1006528/1013800/1014661.html |
| 天童市 | 太陽光発電システム等設置支援事業費補助金 | 上限10万円 | 補助対象経費の1/10 | 予算1,680万円(5月8日時点)に達し次第終了、着工前申請が必須 | 明記なし | https://www.city.tendo.yamagata.jp/lifeinfo/gomi/taiyoukouhatsuden-hojokin.html |
| 上山市 | 太陽光・蓄電池を対象とした補助金は確認できませんでした | – | – | – | – | 上山市への直接確認が必要です |
| 寒河江市 | 再生可能エネルギー設備導入事業費補助金 | 太陽光と同時設置:上限25万円/既存太陽光への設置:上限15万円 | 記載なし | 〜2027/3/12 | 明記なし | https://www.city.sagae.yamagata.jp/kurashi/seikatukankyo/saiseienagy.html |
| 村山市 | 再生可能エネルギー設備導入補助金 | 上限10万円 | 補助対象経費の1/10 | 〜2027年2月末日(事業完了期限2027/3/31) | 明記なし | https://www.city.murayama.lg.jp/kurashi/josei/josei/taiyoukouhojo.html |
| 東根市 | 住宅用太陽光発電システム等設置支援事業費補助金 | 上限5kWh分=10万円(太陽光単独は対象外、蓄電池またはV2Hとの同時設置が必須) | 2万円/kWh | 記載なし(要問合せ) | 明記なし | https://www.city.higashine.yamagata.jp/section_list/section008/1825 |
| 鶴岡市 | 再生可能エネルギー設備・木質バイオマスエネルギー設備普及促進事業費補助金 | 蓄電池単体の補助は記載なし(太陽光は上限12万円) | 太陽光:1.5万円/kW | 2026/4/1〜2027/2/26 | 可(やまがた未来くるエネルギー補助金、国のZEH補助金等) | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/seibi/kankyo/recycleenergy/kankyoene.html |
| 酒田市 | 新築住宅再生可能エネルギー設備推進事業「SAKATAeチャージ7・5」 | 初年度サービス料還元上限24万円(PPA/オンサイト型限定・新築住宅のみ、自己所有型の単体補助は確認できず) | 記載なし | 〜2027/3/31 | 不明 | https://www.city.sakata.lg.jp/jyutaku/jyutaku/jyutakushikin/sintikuzyutakusaiene.html |
| 米沢市 | 市独自の太陽光・蓄電池補助金は確認できませんでした(県・国の制度案内のみ) | – | – | – | – | https://www.city.yonezawa.yamagata.jp/soshiki/3/kankyo/4/3/985.html |
| 新庄市 | 住宅用太陽光発電システム等設置支援事業費補助金 | 上限5kWh分=10万円 | 2万円/kWh | 記載なし(要問合せ:環境エネルギー課 0233-29-5826) | 明記なし | https://www.city.shinjo.yamagata.jp/s008/120/taiyoukou.html |
※予算上限に達し次第受付終了となるため、申請前に必ず各自治体の最新要綱を確認してください。
山形市の詳しい条件は以下もあわせてご確認ください。
◇国・県・市の併用は可能か
| 組み合わせ | 併用の考え方 | 注意点 |
| 国 + 山形県 | 併用できる場合あり | 同一設備・同一経費を二重に補助できない制度があるため個別確認が必要 |
| 国 + 市町村 | 併用できる場合あり | 市町村側が国の補助金との重複を禁止している場合がある |
| 山形県 + 市町村 | 制度によって異なる | 自治体同士の補助について併用制限が設定される場合がある |
| 国 + 国 | 原則として制限が多い | 同じ工事・設備を対象とする国費補助は併用不可となるケースがある |
| 同一制度内で対象経費が重複 | 原則不可と考えて確認 | 同一設備・同一工事費への二重補助に注意 |
結論から言うと、国と自治体の組み合わせは併用できるケースが多い一方、自治体同士・国同士の組み合わせは併用不可となる制度が目立ちます。
たとえば山形市の補助金は他自治体・国との重複を原則認めていませんが、みらいエコ住宅2026事業のように対象範囲が異なる国の制度とは併用できる場合があります。
併用可否は毎年変わる可能性があるため、詳細は後述の「蓄電池の補助金は併用できる?」もあわせてご確認ください。
蓄電池の補助金申請でつまずきやすい5つのポイント
補助金額や申請期間だけを確認していると、実際の申請時に手続きや要件で迷うことがあります。
ここでは、山形県内で蓄電池補助金を申請する際に特に見落としやすい5つのポイントを整理しました。

◇着工前申請が原則
多くの補助金制度は、交付決定通知が出る前に工事契約・着工すると補助対象外になります。天童市の制度でも「設置工事開始前の申請」が明記されているように、契約を急ぐと補助金を受けられなくなる可能性があるため、必ず申請スケジュールを先に確認しましょう。
◇予算枠の消化ペースと申請時期
国や自治体の補助金には、予算上限に達すると受付を終了する制度があり、天童市のように予算総額が公表されている制度もあります。
予算に達すると期間内でも受付終了となるため、「まだ期限まで時間がある」と後回しにせず、早めに自治体へ最新の予算消化状況を確認することが重要です。
◇SII登録機器・型式要件
DR補助金など国の一部制度では、SII(環境共創イニシアチブ)に事前登録された蓄電池でなければ補助対象になりません。希望する製品が登録済みかどうかは、契約前に必ず確認しておきましょう。
◇単独設置と太陽光同時設置で条件が変わる
市町村によって、既設の太陽光発電設備への蓄電池追加を認める制度と、太陽光発電設備との同時設置を求める制度があります。たとえば村山市では、既設または同時設置の太陽光発電システムがある場合に蓄電池が補助対象となります。
東根市では、太陽光発電設備を新設する場合は蓄電池またはV2Hとの同時設置が必要です。一方、既設の太陽光発電設備がある場合は、そこへ接続する蓄電池のみを新たに設置する場合も補助対象となります。
蓄電池単独で検討している場合は、対象になるかを事前に確認してください。
◇申請を業者に任せる際の確認事項
補助金の申請書類は種類が多く、記入不備があると受理されないこともあります。そのため、書類作成から交付決定後の報告まで対応できる業者かどうかは、契約前の重要な確認事項です。
なお、訪問販売などで「補助金の締切が近いので今すぐ契約を」と急かされるケースも聞かれますが、各制度の申請期限や予算状況は自治体公式サイトで誰でも確認できる情報です。契約を急ぐ前に、まずは自治体の最新情報と照らし合わせることをおすすめします。
国が行っている蓄電池に関する補助金制度
太陽光発電や蓄電池システムを導入する際、気になるポイントの一つが導入時の費用です。
日本は2050年までにカーボンニュートラルの実現を目標としており、再生可能エネルギーへの切り替えに力を入れているため、補助金制度や助成金制度を設けています。そのため、太陽光発電や蓄電池システムを導入する戸建て住宅を購入する場合やリフォームする場合は、自治体や国の補助金制度の利用が可能です。
太陽光発電や蓄電池システムの導入を検討している方は、補助金制度の情報をチェックしておきましょう。
| 制度 | 2026年時点の位置付け | 蓄電池への支援 | 主な条件・特徴 | 申請状況・注意点 |
| みらいエコ住宅2026事業 | 住宅の省エネ化を支援 | リフォームでは蓄電池に96,000円/戸 | 登録事業者を通じて申請。対象となるエコ住宅設備等の条件あり | 予算上限到達で早期終了する可能性あり |
| DR家庭用蓄電池事業 | DR対応蓄電池の導入支援 | 対象蓄電池の導入費を補助 | SII登録蓄電池・DR対応・アグリゲーター連携等が必要 | 2026年5月29日に予算到達し公募終了 |
| DER関連事業 | 分散型エネルギー資源の活用支援 | 2026年時点では家庭用蓄電池単体の従来型募集は確認できず | 関連事業が再編・別名称で実施 | 最新のSII公募情報を確認 |
◇みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)は、2026年度に開始された国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅省エネ支援事業です。
2025年度まで実施されていた「子育てグリーン住宅支援事業」の後継事業で、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた住宅の省エネ化(GX:グリーントランスフォーメーション)を支援・促進することを目的としています。
対象となる住宅は、GX志向型住宅の新築(全世帯対象)、長期優良住宅・ZEH水準住宅の新築(子育て世帯・若者夫婦世帯限定)、省エネリフォームの3区分です。
補助額は住宅タイプと地域によって異なり、GX志向型住宅は1〜4地域で125万円/戸・5〜8地域で110万円/戸、長期優良住宅は1〜4地域で80万円/戸・5〜8地域で75万円/戸(古家除却で最大20万円加算)、ZEH水準住宅は1〜4地域で40万円/戸・5〜8地域で35万円/戸(古家除却で最大20万円加算)です。
子育て世帯の基準日は原則として令和7年4月1日時点で18歳未満(平成19年4月2日以降出生)ですが、令和8年3月末までに着工した場合は令和6年4月1日時点で18歳未満とする早期着工の特例があります。
若者夫婦世帯も同様で、原則として令和7年4月1日時点で39歳以下(昭和60年4月2日以降出生)であることが要件です。なお、令和6年4月1日時点で39歳以下の場合は早期着工特例の対象となります。
蓄電池は、省エネリフォームのメニューにおいて『エコ住宅設備』の一つとして1戸あたり96,000円の補助が設けられています(新築の場合の金額的な加算については公式資料に明記がありません)。
また、GX志向型住宅でDR(デマンドレスポンス)対応蓄電池を導入する事業者については、月ごとに合計300戸までの交付申請枠が追加される仕組みがあるため、早めの検討が求められるでしょう。
なお、申請手続きを個人が直接行う必要はありません。事前に登録された建築事業者や販売事業者、工事施工業者が申請者となり、購入者は「共同事業者」として参加する仕組みといえます。
事業者登録には統括アカウントの取得や登録申請書の提出などが必要で、登録期間は令和8年3月上旬〜12月31日です。受付期間は住宅タイプによって異なります。
注文住宅(GX志向型)は第1期が令和8年3月31日〜5月12日(受付終了)、第2期が令和8年5月13日〜予算上限に達するまで(遅くとも12月31日)です。分譲住宅も第2期と同時期、リフォームは2026年6月30日から交付申請の受付が開始されています。
リフォームの交付申請期限は遅くとも2026年12月31日までですが、予算上限に達した場合はその時点で受付終了となります。
◇DR補助金
DR(Demand Response)補助金とは、蓄電池を導入する際に交付される国の補助金制度です。
電力を制御するアグリゲーターと連携し、DR(デマンドレスポンス)に対応することが条件となっており、新規の蓄電池導入が対象となっています。
また、補助金申請を行う前に、SII(環境共創イニシアチブ)に事前登録された蓄電池でなければなりません。
国内メーカーの主力商品が対象で、蓄電システムの購入価格と工費の合計が目標価格より下回っていることも条件です。蓄電池はメーカーや販売店によって価格が異なるため、目標価格を下回らないケースもあります。
◇DER補助金
DER補助金(分散型エネルギーリソースを活用した実証事業)は、令和3年度・4年度に実施された後、家庭用蓄電池単体を対象とする形での募集は現時点(2026年8月時点)では確認できていません。
2026年においては、SII(環境共創イニシアチブ)で『令和7年度補正 業務産業用蓄電システム導入支援事業』(2026年3月24日〜10月30日募集)や『令和7年度補正 ディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業』(2026年3月24日〜11月27日募集)など、名称や対象を変えた関連事業が実施されています。
制度が統合・再編されている可能性があるため、家庭用蓄電池での活用を検討する場合はSII公式サイトで最新の公募情報を確認することをおすすめします。
山形県の蓄電池補助金制度まとめ【2026年度最新】
山形県では、蓄電池の導入促進を目的として、県および県内の各市町村がさまざまな補助金制度を実施しています。蓄電池を導入することで、電気料金の削減や災害時の備えになるだけでなく、環境保護にも貢献できます。
各制度の条件を確認し、自宅の導入計画に合った補助金を活用しましょう。
ここでは、2026年9月時点で確認できる山形県および各市町村の蓄電池補助金制度をご紹介します。
詳細な金額・申請期間は、前述の「2026年度|山形県内の市町村別 蓄電池補助金一覧」もあわせてご確認ください。
◇山形県内市町村の蓄電池補助金の特徴
- 市町村ごとに異なる補助金額や条件
- 山形県内では、各市町村によって蓄電池の補助金額や条件が大きく異なります。
- 「蓄電池単体への補助」「太陽光発電との同時設置が必須」「HEMS(エネルギーマネジメントシステム)の併設推奨」など、市町村ごとの特色ある制度があります。
- 山形県内では、各市町村によって蓄電池の補助金額や条件が大きく異なります。
- 受付期間と予算枠の設定
- 補助金の受付期間は市町村ごとに設定されており、多くの場合、予算上限に達すると受付終了となります。制度を利用したい方は早めに自治体へご確認ください。
◇山形県内市町村の蓄電池補助金制度一覧(2026年9月時点)
2026年9月時点で実施が確認できた山形県内の各市町村が提供している蓄電池補助金制度の詳細について以下にまとめました。
| 市町村名 | 太陽光発電補助金 | 蓄電池補助金 | 受付期間 | 備考 |
| 山形市 | 7万円/kW(市民・上限63万円) | 上限5万円 | 2026/4/24~2026/12/25 | 蓄電池は補助対象経費の1/3、本補助事業で導入する太陽光発電設備との同時導入が要件。 |
| 鶴岡市 | 1.5万円/kW(上限12万円) | – | 2026/4/1~2027/2/26 | 既存設備の更新や、全量売電は対象外 |
| 新庄市 | 3万円/kW(上限4kW=12万円) | 2万円/kWh(上限5kWh=10万円) | 要問合せ | 蓄電池は太陽光発電設備に接続するために新たに固定設置するものが対象 |
| 寒河江市 | – | 太陽光と併せて設置:25万円既存太陽光に設置:15万円 | ~2027/3/12 | – |
| 村山市 | 3万円/kW(住宅用上限12万円) | 上限10万円 | ~2027/2月末日 | 蓄電池は補助対象経費の1/10、既設または同時設置の太陽光発電システムがあること等が要件 |
| 長井市 | 個人10kW未満は7万円/kW(上限63万円) | 上限80万円 | 2026/4/15~2027/1/15 | 蓄電池は補助対象経費の1/3、太陽光と同時設置の場合のみ |
補助金以外に使える支援制度(電気・ガス料金負担軽減事業など)
蓄電池の購入補助金とは別に、電気代そのものを軽減する国の支援策もあります。代表的なものが「電気・ガス料金支援(電気・ガス価格激変緩和対策事業)」です。
経済産業省・資源エネルギー庁の事業として、電力・都市ガス小売事業者を通じて利用者への値引きという形で還元されています。
2026年7月〜9月使用分では、低圧電力は7月・9月が3.5円/kWh、8月が4.5円/kWh値引きされます。都市ガスは7月・9月が14.0円/㎥、8月が18.0円/㎥の値引きです。
この支援は蓄電池の購入補助金とは異なり、毎月の電気・ガス料金そのものを直接軽減する仕組みです。
なお、2026年10月使用分以降の継続については、2026年9月1日時点で公式な発表がなく未定です。最新の実施状況は、資源エネルギー庁の特設ページでの確認をおすすめします。
蓄電池導入による自家消費・停電対策と、こうした料金支援策は役割が異なります。電気代についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのコラムもご覧ください。
出典:経済産業省「2026年7月、8月及び9月使用分の電気・ガス料金支援の実施に伴い、電気・都市ガス料金の値引きを行うことができる特例認可・承認を行いました」、資源エネルギー庁「今夏の電気・ガス料金支援(2026年7月〜9月)概要」
蓄電池の補助金は併用できる?
蓄電池の補助金制度は国や自治体同士の組み合わせで併用できないケースが多いため、注意が必要です。国が提供するみらいエコ住宅2026事業は、新築住宅の場合「住宅本体工事の全部または一部を対象とする国の他の補助制度」との併用が原則できません。
ただし被災者支援制度や外構木質化対策など一部の制度は併用可能とされています。リフォームの場合は、請負工事契約が別であれば他制度との併用が可能です(同一契約内での併用は不可)。
制度によっては国同士、自治体同士でも併用可能なものもありますが、併用しても補助金額が減額される可能性があります。
また、みらいエコ住宅2026事業で蓄電池を設置する場合、「令和7年度補正DR家庭用蓄電池事業に登録されたアグリゲーター・小売電気事業者との契約」が要件として組み込まれているケースがあり、DR補助金の仕組みと連動している点にも注意しましょう。
なお、国の補助金制度と自治体の補助金制度の組み合わせは併用可能なものが多い傾向にあります。ただし、自治体の制度によっては国の制度であっても併用できないケースもあるため、事前に各自治体のホームページで確認しておくことをおすすめします。
※山形市など自治体独自の補助金との併用可否については、申請前に必ず山形市および事務局(コールセンター:0570-081-789)へ確認してください。
補助金を使っても後悔しやすいケース
補助金が出るからといって、それが最適な導入とは限りません。制度の条件に合わせて機器や容量を選んだ結果、実際の使い方と合わなかったというケースがあります。
以下の3点は、補助金を活用する際に見落としやすい判断ミスです。導入前に一度確認しておきましょう。
◇補助金額だけで容量を決める
補助金の上限額に合わせて蓄電容量を選ぶと、実際の電気使用量や停電時の必要量に対して容量が不足するケースがあります。
まず「停電時に何を何時間動かしたいか」「夜間の自家消費をどこまで賄いたいか」を整理したうえで、必要容量を決めることが先決です。補助金はその後の選択肢の中で活用するものと考えると、判断がブレにくくなります。
◇申請支援の有無を確認しない
補助金の申請は、書類作成・提出・交付決定後の報告まで含めると手間がかかります。施工会社によって「制度の説明のみ」のところと「書類作成から報告まで支援してくれる」ところがあります。
見積もり段階で申請サポートの範囲を確認しておかないと、採択後に自分で対応しなければならなくなるケースがあるため注意が必要です。
◇停電対策と電気代削減を分けて考えていない
蓄電池の目的が「停電対策」なのか「電気代削減」なのかによって、適切な容量や回路設計が変わります。
停電時に冷蔵庫・暖房・照明を動かしたい場合は特定負荷回路の設計が必要で、全負荷型との違いも出てきます。どちらを優先するかを先に決めておくと、提案内容の比較がしやすくなります。
山形で蓄電池を検討するなら、補助金だけでなく容量設計・停電対策・施工体制まで比較して相談しましょう。
山形で蓄電池の補助金申請に対応できる業者おすすめ3選
補助金申請までまとめてサポートしてくれる業者を選ぶと、書類作成の負担を大きく減らせます。ここでは山形県内で太陽光・蓄電池の販売施工を行う3社を、共通の観点で比較します。
◇比較の前に確認したい3つの観点
| 会社名 | 本社所在地 | 対応エリア | 補助金申請サポート | 太陽光との同時提案 | 保証年数 | 相談窓口 | 詳細ページURL |
| 株式会社電力応援 | 山形県山形市桜田西4-5-3 | 施工事例に山形市の実績あり | あり(書類作成から提出までワンストップ対応) | あり(太陽光×蓄電池セット提案) | 要問合せ | 電話:023-665-1577 | https://d-ouen.net/ |
| ライジング株式会社 | 山形県鶴岡市東原町24番34号 | 鶴岡市を中心に販売施工 | 要問合せ(公式サイトなし) | 要問合せ(公式サイトなし) | 要問合せ(公式サイトなし) | 電話:0235-33-8877 | 公式サイトなし |
| 株式会社ピコイ 山形支店 | 山形県山形市大字漆山1631-4 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ | 電話:023-686-6471(フリーダイヤル 0120-10-6471) | https://www.picoi.co.jp/product/detail_14.html |
◇株式会社電力応援

| 会社名 | 株式会社電力応援 |
| 住所 | 〒990-2321 山形県山形市桜田西4-5-3 |
| 電話番号 | 023-665-1577 |
| 公式サイトURL | https://d-ouen.net/ |
株式会社電力応援は、再生可能エネルギーを利用した自家消費型発電の導入をサポートする山形市の企業です。個人向けには太陽光発電と蓄電池を組み合わせたサービスを、法人向けには初期費用ゼロで太陽光発電を導入できるPPA事業を提案しています。
「エネルギーの地産地消」を掲げ、自家消費型システムの提案に強みを持つ地域密着型の施工会社です。
大きな特徴は、複雑な補助金申請の手続きを書類作成から提出までワンストップでサポートしてくれる点です。工事期間は2〜4日程度と短期間で完了するため、生活や仕事への負担を抑えながら導入できます。
山形盆地特有の気候を踏まえた施工提案や、故障時に対応するアフターサポート体制も整っており、補助金を使った初めての導入でも相談しやすい業者といえます。展示場では導入後の効果を体験することも可能です。
補助金申請の代行を重視する方や、太陽光と蓄電池をまとめて相談したい方に向いています。
株式会社電力応援の口コミ評判記事はこちら!
▼株式会社電力応援の自家消費型発電でエネルギーの地産地消が実現
さらに詳しい情報は公式サイトでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
▼株式会社電力応援の公式サイトはこちら
◇ライジング株式会社
| 会社名 | ライジング株式会社 |
| 住所 | 〒997-0801 山形県鶴岡市東原町24-34 |
| 電話番号 | 0235-33-8877 |
| 公式サイトURL | なし |
ライジング株式会社は、山形県鶴岡市に本拠を置き、同市を中心に太陽光発電システムの販売・施工を行う企業です。太陽光発電事業に加えて不動産事業も手がけており、住宅向けには山形県民向けの特別価格プランを用意しています。
また、太陽光発電用地として、雑種地・原野・山林・農地(転用可能な耕作放棄地など)の土地募集も行っており、土地活用と太陽光発電導入を組み合わせた提案ができる点が特徴です。
現在公式サイトが用意されていないため、補助金申請の代行有無・雪国での施工実績・アフター体制については、直接問い合わせる必要があります。
ライジング株式会社の口コミ評判記事はこちら!
▼ライジング株式会社の評判は?山形で太陽光・蓄電池を比較検討する際のチェックポイント
◇株式会社ピコイ 山形支店

| 会社名 | 株式会社ピコイ 山形支店 |
| 住所 | 〒990-2161 山形県山形市漆山字南志田1631-4 |
| 電話番号 | 023-686-6471 |
| 公式サイトURL | https://www.picoi.co.jp/ |
株式会社ピコイ山形支店は、フリージアグループに属し、山形県山形市に所在する企業です。事業内容には「ソーラーシステム・太陽光発電」が含まれており、「低炭素社会の実現を目指して」という理念のもと太陽光発電事業を展開しています。
同社が扱う太陽光発電商品「UNI-SOLAR」は、アモルファスシリコンとシリコンゲルマニウムから構成される3層構造のハイブリッド型太陽電池です。
紫外線から赤外線まで波長が異なる光を幅広く吸収できるため、単層や2層型のアモルファスシリコン型より発電能力に優れるとされています。
架台を使わず屋根に直接接着して設置できるため建物の外観を損なわず、工期短縮にもつながる点や、非常に軽量で耐震強度が不十分な建物にも設置しやすい点が特徴です。
結晶シリコン系と異なり屋根に穴を開ける工事が不要なため、防水層を傷めず漏水のリスクを抑えられる点も強みとして挙げられています。
ただし、公式サイトには、対応エリア・保証年数・補助金申請サポートの有無・太陽光と蓄電池の同時提案の可否について記載がないため、直接問い合わせるのがよいでしょう。
株式会社ピコイ 山形支店の口コミ評判記事はこちら!
▼株式会社ピコイ山形支店が提案する太陽光発電・蓄電池ソリューション
まとめ
蓄電池導入に関する補助金制度は国と自治体の両方で提供されています。国の主な制度には「みらいエコ住宅2026事業」や「DR補助金」などがあり、省エネ改修や新規導入を支援します。
山形県内の自治体では山形市や村山市などが独自の補助金を設けていますが、適用条件や申請期限が異なるため、事前確認が重要です。
補助金利用時は対象製品や他制度との併用可否を確認するとともに、契約を急かす勧誘や補助金に関する不正確な説明にも注意が必要です。
国と自治体間での併用は可能な場合が多いですが、減額や併用不可のケースもあるため、公式サイトを参照して準備を進めることが推奨されます。
山形で蓄電池を検討するなら、補助金だけでなく容量設計・停電対策・施工体制まで比較して相談しましょう。
この記事を読んでいる人におすすめ
▼村山地域で太陽光発電・蓄電池を導入する前に確認したいこと|補助金・費用相場・雪対策・業者比較
